CS初進出の長崎が琉球に2連勝し、20年クラブ創設以来初の優勝を決めた。23日の第1戦は69-71。5季連続ファイナリストの相手に黒星を喫したが、負けたら優勝を逃す崖っぷちの24日の第2戦は66-60でV逆王手をかけた。1勝1敗同士で臨んだ決戦。23-24年にB1昇格を果たして3季目で年間王者に輝いた。

第1クオーター(Q)で2-2の開始2分10秒、馬場雄大のダンクシュートで勝ち越すと勢いに乗る。ゴール下の堅い守備に相手がアウトサイドからの攻撃を試みるも、決めさせず。第2Qでも主導権を握り、13点リードで前半を折り返した。

第3Qは残り4分52秒で馬場が4つ目のファウルを取られてベンチに下がった。

流れが相手に傾きかけた最終第4Qは連続得点の猛追を受けたが、再びコートに戻った馬場がダメ押しの3点シュートで突き放す。終盤には2本のフリースローを沈めれば、相手ボールをスチール。攻守で躍動し、チームは8点差で逃げ切った。

テレビインタビューに応じた馬場は「もうね、ファウルがね」と苦笑い。それでも「今回、チームには迷惑をかけたんですけど、こうしてファイナルという舞台で山口選手の活躍であったり、星川選手の活躍があった。すごく僕と同じようなポジションの若い選手たちが時間を作ってくれて頼もしくなった」と感謝した。最後に「1ついいですか?」と言った後、「勝ったばーい!」と大声で喜びを口にした。

来季からBプレミアがスタートするため、現行のリーグでは最後の決勝。20年に創設された新鋭クラブは、23-24年のB1昇格3季目で、B1ラストシーズンの年間王者に輝いた。

◆長崎ヴェルカ 20年創設。21-22年にB3リーグに参戦し、22-23年はB2、23-24年にB1昇格。クラブ名は<1>Welcome<2>Well community<3>Victoryの3つが由来。ジャパネットグループが運営する。ホームタウンは長崎県長崎市。本拠地は24年開業の長崎市ハピネスアリーナ。

【ライブ速報】長崎悲願の初優勝 初戦落とすも連勝で頂点に