55年連続55度目の出場を誇る駒大が、13年ぶり7度目の総合優勝を大逆転でつかんだ。

最終10区、3分19秒差で石川拓真(3年=千葉・拓大紅陵)が創価大を追い、失速した小野寺勇樹(3年=埼玉栄)を20・9キロ地点でとらえた。一気のスパートで突き放し、両拳を握って広げながらフィニッシュテープを切った。

優勝後、神戸駿介主将(4年=東京・松が谷高)の代表インタビューは以下の通り。

--チームを優勝に導いた

チームメートがしっかり走ってくれて、応援だったんですけど、すごく感動させてもらいました。

--最後、石川選手を抱き留めた

そうですね。3年生とはここまで長くやってきて、石川とはずっと一緒に走ってきたんで、最後、ゴールで見えた時に涙が出てきました。

--来年に、たすきを渡す

駒沢大学、まだまだ力のある選手がいますし、来年以降、下級生が力をつけてきて2連覇だったり、かかってくるチームになると思うので、本当に期待しかないです。