日体大・野上翔大(4年=東京・青梅総合)が9区で区間5位と健闘し、チームを16位から14位に押し上げた。
前回大会は無念の繰り上げスタート。渡すことができなかったタスキをつなぎ、最終学年で借りを返して完全燃焼した。
以下、レース後の一問一答。
-感想を
1年間、この9区のために頑張ってきた分、玉城(良二)監督のためにやってきた分、後悔なく終われたと思います。
-昨年のことがあり、たすきを受けた場面で思ったことは
正直、悪い順番ではあったんですけど、前に2人いる状態で渡してくれたので。練習中も前を追っていく練習をしていたので、そこは安心して、落ち着いて受け取って、そこから走りだすことができました。
-最後のコーナーを回って姿が見えた時は
去年つなげなかった分、今年はしっかりつなげるという思いだったので、ラスト、この4年間の自分の力を出し切ることはできたと思います。
-名村(樹哉)選手の背中をポンとたたいて送り出していた。あの時の思いは
しっかりつなげたというのもあるんですけど、チームとしてやってきた分、思いを託して。名村にも最後、悔いなく終わってほしいなという思いで送り出しました
-昨年の悔しさは晴れたか
そうですね。去年の思いは、はい。今年は悔いなく終われたので、去年の悔しさは晴らせたと思います。
-最後の駅伝。区間5位だった
正直、走り終わってから知ったことなんで、自分でもビックリしています。