東京オリンピック(五輪)代表の一山麻緒(23=ワコール)が、同じく五輪代表の前田穂南(天満屋)を大きく引き離し、2時間21分11秒の好記録で優勝した。

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2時間23分52秒の自己記録を持つ岩出玲亜(26=千葉陸協)は途中棄権となった。第2集団で走り、20キロを1時間9分5秒で通過したが、その後にレースをやめた。

9日の練習中に転倒し、左膝を強打。痛みは激しく、満足に走れず、痛み止めを服用していた。欠場の選択肢もあったが、現在は所属先がなく、クラウドファンディングで活動費を支援してくれた人への思いもあり、出場していた。