陸上のミズノは12日、新体制を発表し、新監督に等々力信弘氏が就任すると発表した。93年から監督を務めていた中村哲郎氏はテクニカルアドバイザーとして活動をサポートする。

昨季はヘッドコーチで、94年日本選手権男子ハンマー投げで優勝経験を持つ等々力新監督は「現役時代に所属したチームと歩めることは大変光栄です。引き続き世界の舞台で戦える選手を輩出する事を目標にチームと歩んでいきたいと思います」とコメントした。ミズノは89年の創部以降、社員選手として五輪に22人、世界選手権に55人(いずれも延べ人数)を送り出した。両大会合わせて6個のメダルを獲得している。キャプテンは引き続き、飯塚翔太(29)が務める。

また下部組織である「チームミズノアスレティック」に4月から竹内真弥(日本女子体育大)が加入することも発表した。女子100メートル障害で13秒52、女子走り幅跳びで6メートル28の自己ベストを持つ竹内は「素晴らしい環境で競技ができることに感謝の気持ちを忘れず競技に励みたいと思います。また、トップアスリートが多く在籍するチームで沢山の刺激を受けながら、世界大会、オリンピック出場を目指していきたいと思います」とコメントした。