東京マラソン財団は19日、都内で臨時理事会を開き、10月に行う大会の要項を決めた。

参加ランナーの定員は従来の3万8000人から2万5000人に見直され、スタート時に1メートルあたり1人のソーシャルディスタンスを確保。参加者を複数のグループ分けて時間差でスタートさせるほか、給水時にはふたがついたコップを用いるなどの感染症対策を実施する。ランナー募集受付期間は今月22日から31日まで。

また、道路工事のためコースの一部を変更し、神田から上野広小路へと折り返すプランが発表された。

世界各国からスマホアプリで参加可能なバーチャル大会を初めて併催することも決まった。

今後は新型コロナウイルス感染拡大状況などを鑑み、6月と9月の理事会で開催判断を行う。大会は当初3月7日に開催予定だったが、10月17日への延期が決まっていた。