陸上の日清食品グループ31日、同日での活動を休止すると発表した。

95年の創部以降、全日本実業団対抗駅伝を2度制し、五輪代表も5人輩出した強豪だったが、19年に駅伝からの撤退を発表していた。選手は佐藤悠基がSGホールディングスに移籍をするなど、村沢明伸(30)と三浦洋希(24)の2人だけになっていた。

19年の東京五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ」にも出場した村沢は「沢山の経験をさせていただきました。自分自身の良かった結果も、悪かった結果も全てが、これからより一層自分の競技力向上につながるように努力をしていきます。8年間本当にありがとうございました」とコメントした。

日清食品グループによると、「全国小学生陸上競技交流大会」への協賛は続けていくという。