東京五輪男子マラソン代表で前日本記録保持者の大迫傑(30=ナイキ)が6日、中学生向けのオンラインクリニック後に報道対応し、「今回は陸上を通じてどう英語を使うか、子どもたちと共有した」と振り返った。

異国の地で仲間と英語でコミュニケーションを取る大切さについて、自身の体験を交えながらジュニア世代に伝えた。「僕自身がアメリカでどう体験したのか、よりリアルに伝えることで、1歩踏み出すきっかけになれば」とうなずいた。

プロランナーとして、米国を練習拠点に活動を重ねている。「日本国内を飛び出すことは勇気がいること。でも恐れずに自分のやりたいことを追求して、ちゅうちょなく踏み出して欲しい」。前日には同様のテーマで、小学生向けの講座も開催。無限の可能性を持つ子供たちが、世界で羽ばたくことを願っていた。