7区(17・6キロ)で、逆転での2連覇を狙う駒大の大八木弘明監督が、エースの田沢廉(3年=青森・青森山田)に向けて熱血的なゲキを飛ばした。

6・6キロ付近での選手への声かけポイント。3位を走る田沢にコース脇から「前とは37秒差! その前とは22秒!」と、全身を使って前のめりになりながらハッパをかけた。「男だろ!」のゲキで有名な男大八木監督だが、この日は的確な指示を飛ばした。

解説者デビューの早大OBの大迫傑氏は「この熱量は大事。燃え上がって走りきれる」と選手目線で語った。そして「細かすぎる解説」で有名な元マラソン選手の増田明美さんからマイクを向けられた大八木監督は「(田沢が)トップに追いついたら勝つ」と、力強く言い切った。

この言葉通り、驚異的な走りの田沢は13・4キロ付近で先頭に立った。