途中まで3位につけるなど上位争いを演じた明大は、7位でレースを終えた。山本佑樹監督は「今回の目標だったシード権を獲得できたことは良かった。ただ最後は自力の差も出たかなと思う。自信にできる部分と、課題となる部分の両方があった大会」と総括した。

箱根駅伝予選会ではトップ通過。そこからわずか2週間前で臨んだ大会とあって、疲労が懸念された。山本監督によれば、6区で存在感を示した鈴木聖人(4年)は足に不安を残した状態で走ったそうで、「予選会の影響は大きかった。その中でも、選手がよく頑張ってくれた」と教え子たちをねぎらった。