第98回東京箱根間往復大学駅伝（来年1月2、3日）に出場する東海大が15日に神奈川・湘南キャンパスで壮行会を開き、山田清志学長が控えめな目標順位を語る部員たちへ熱いエールを送った。

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壮行会で本間敬大主将（4年）が「チーム目標の6位を目指します」と宣言すると、山田学長は「6位じゃない。どこぞの政治家が『2位じゃダメなんですか』と言ったけど、（目指すのは）1位でしょ！」とさらなる高い目標の設定を促した。

今季の東海大は出雲駅伝9位、全日本大学駅伝で12位と振るわず。昨季全日本4区で区間新、箱根3区で区間賞を獲得したエース石原翔太郎（2年）をけがで欠き厳しい戦いが続いているが、両角速監督も「いろんな方に『東海大学大丈夫か？』と言われるが、それぞれのミスのない駅伝ができるよう夏合宿では走り込んできた。なんとか上位にとどまって、チャンスがあれば優勝を狙いたい」と意気込みを見せた。