注目の男子100メートル予選(各組3着以内+4位以下のタイムで上位3人)が行われ、サニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)が、10秒11(無風)で5組1着となり、全体でも1位で通過した。

元日本記録保持者の桐生祥秀(日本生命)は10秒29(追い風0・8メートル)で2組2着。

昨年覇者の多田修平(住友電工)は10秒32(向かい風0・2メートル)で1組2着。

小池祐貴(住友電工)は10秒24(向かい風0・8メートル)で6組1着。

東京オリンピック(五輪)400メートルリレー補欠の柳田大輝(東洋大1年)は10秒22(追い風0・4メートル)で4組2着。

昨年の日本選手権で100メートル、200メートルともに2位とブレークしたデーデー・ブルーノ(セイコー)は10秒27(追い風0・4メートル)で7組1着。

となり有力選手は順当に準決勝に進出した。

同日約4時間後の午後7時5分から準決勝が行われ、8人で争う決勝は10日午後8時30分から行われる。

男子100メートルは大会前の時点で、世界選手権(7月、米オレゴン州)の参加標準記録(10秒05)を突破している選手はいない。日本記録保持者の山縣亮太(セイコー)は、昨年10月に手術した右膝の故障明けで欠場している。