秦澄美鈴(シバタ工業)が6メートル43(向かい風2.5メートル)で優勝した。

「なかなか運が悪く」と曇り顔。向かい風が終始きつく、「ちょっと情けないなというか、ちょっと悔しい気持ちでいっぱい。自分の動きと風の動きを合わせられないまま、6本目まで終わってしまった」と振り返った。

世界選手権(7月、米オレゴン州)の参加標準記録は6メートル82。今大会での内定は逃したが、世界ランキング上位での出場権獲得の可能性を残す。

今後は休みを入れつつ、朗報を待つ。「世界大会は未知数なところがありますが、チャレンジャーなので、世界の猛者、すごい人達の胸を借りて、思い切り跳躍できるように、思い切りぶつかっていく世界選手権にしたい」と期した。