陸上男子棒高跳びで東京オリンピック(五輪)代表の江島雅紀(23=富士通)が18日、自身のSNSを更新し、競技中にマット外のコンクリートに落ちて足首を骨折したことを明かした。

ツイッターに記録会で試技に臨む動画を投稿し「世界選手権標準切りを目指して日大記録会に出場しました。最初の高さ5メートル45の1回目でマット外のコンクリートに足首から落ちてしまいました」とつづった。検査結果は「舟状骨の骨折」といい「詳しいことはこれから再検査していきます。今は言葉が見つかりません」と悲痛の思いを明かした。

動画では落下するまでの様子が収められている。その後、右足に包帯を巻いて、松葉づえを両手に持つ自身の写真も投稿した。

江島は11日の日本選手権で3年ぶり2度目の優勝を飾っていた。大会後は世界選手権(7月、米オレゴン州)の参加標準記録(5メートル80)の突破を目標に、国内の記録会に出場する意思を示していた。