筑波大学が3分4秒43で13年ぶりの優勝を果たし、10日の4×100メートルリレーに続いて2冠を達成した。

同大学の、男子同種目での2冠達成は1982年以来40年ぶりとなった。歴史を知ったメンバー4人は「40年ぶり?」と驚き、1走を務めた菅野航平(2年)は「まだ僕ら生まれてないですよ」と笑顔を見せた。

先頭を走る早大の裏につき、ラストの直線で追い抜いた。その差はわずか0・36秒だった。

アンカーを務めた今泉堅貴(3年)は「学生同士で話し合って、来年勝つためにと、(チームを)一から作り上げた。優勝という形で過程を正当化することができたので、すごく満足しています」と喜びをかみしめた。