第99回箱根駅伝予選会は明日15日、東京立川市で行われる。
スタートは午前9時35分。昨年より2校増の43校が参加する。予選会には10人以上、12人が出場。各校上位10選手の合計タイムで競い、10位までが本戦に出場する。
距離はハーフマラソン(21・0975キロ)で、東京・陸上自衛隊立川駐屯地を出発し、立川市街地から国営昭和記念公園でゴールとなるコースに戻る。
最大14人の各校の登録選手から、上位10人の1万メートル平均タイム(資格記録)を順に並べると-。
<1>東海大(28分53秒73)
<2>大東大(29分00秒59)
<3>明大(29分1秒74)
<4>日大(29分8秒06)
<5>日体大(29分09秒87)
<6>山梨学院大(29分12秒22)
<7>神奈川大(29分17秒07)
<8>拓大(29分18秒29)
<9>早大(29分18秒50)
<10>城西大(29分20秒25)
<11>中央学院大(29分20秒77)
<12>国士舘大(29分23秒15))
<13>立大(29分23秒57)
前回大会11位で惜しくもシード権を逃した東海大がトップ。エントリーでは28分台を持つ選手6人が外れ不安も残すが、層の厚さは際立つ。
大東大は今春、OBの真名子圭監督が就任し、6月の全日本大学駅伝選考会では5位に。自己記録を樹立する選手が多く、勢いのまま4年ぶりの本大会を狙う。
前回トップ通過の明大には経験者も残る。昨年度は3大駅伝に出場がかなわなかった日大は、27分48秒11の自己ベストを持つドゥング(4年)が軸になる。
平均タイムの順位は9番手となる早大は、6月にOBで五輪2大会出場の花田勝彦監督が着任した。優勝候補にも挙げられた昨年大会は13位に沈み、新体制で巻き返しにかける。自己記録27分59秒74を持つ井川龍人(4年)が中心。上武大で予選会経験豊富な花田監督のもと、上位突破もみえる。
予選会は400人以上のランナーが一斉にスタートする。大集団内でリズムを崩すことなく走りきれるかなど、本大会とは性質が異なる力も求められる。昭和記念公園に入ってからは起伏もある。