佐賀の山崎諒介(神奈川大4年)がアンカー区間の7区(13・0キロ)で区間賞を獲得した。37分26秒で駆け抜け、10人抜きを達成。チームの11位に貢献した。

山崎は神奈川大のエースで、1万メートルの持ちタイム(28分36秒96)は同大学でチームトップだったが、昨年10月の箱根駅伝予選会は欠場。同大学は11位に終わり、13年連続の本大会出場の夢が途絶えた。あれから3カ月。今年1月の箱根路出走者がひしめく区間で、堂々の区間賞を受賞した。

2大会連続9度目の優勝を果たした長野は、立教大男子駅伝チームの指揮官・上野裕一郎監督(37)がアンカーを務めた。「日本一速い監督」は区間12位の38分11秒で駆け抜け、充実した表情でゴールテープを切った。

◆主な箱根ランナーの7区成績

<区間1位>37分26秒 山崎諒介(佐賀/神奈川大)

<区間4位タイ>37分42秒 山本唯翔(新潟/城西大)

<区間6位>37分43秒 野村優作(和歌山/順大)

<区間7位>37分50秒 嶋津雄大(東京/創価大)

<区間9位>38分02秒 近藤幸太郎(愛知/青学大)

<区間17位>38分19秒 阿部陽樹(山口/中央大)

<区間18位>38分21秒 湯浅仁(宮崎/中央大)

<区間19位>38分22秒 四釜峻佑(山形/順大)

<区間21位>38分31秒 西澤侑真(静岡/順大)

<区間25位タイ>38分38秒 吉居駿恭(宮城/中央大)

<区間25位タイ>38分38秒 竹村拓真(秋田/東海大)

<区間25位タイ>38分38秒 安原太陽(滋賀/駒大)