創価大は、2時間9分34秒で2位に入った。
2区まで5位で、上位の位置をキープ。3区(8・5キロ)でケニア人リーキ・カミナ(3年)が区間2位の好走で順位を首位駒大に続く2位まで押し上げると、4区(6・2キロ)の山森龍暁(4年)と5区(6・4キロ)の吉田響(3年)の区間賞の走りもあって順位を維持してフィニッシュした。
榎木和貴監督(49)は「今日は一番苦手とする出雲で2位となった。満足することなく、今度は一度はトップに立てるような走りを見せたいです」とコメント。
5区区間賞に輝いた吉田については「悪条件でもしっかり自分の力が発揮できる選手」と評価。今年4月に東海大から編入してきた3年生の好走に「(創価大での)デビュー戦でしたが、そこをプレッシャーとせず、しっかりと力を出し切る走りをしてくれて、チームの流れを大きく変えてくれた」とたたえた。
今後は、全日本大学駅伝、箱根駅伝を見据える。
「出雲、全日本の戦いが箱根の戦い方につながっていく。距離は長くなりますが、吉田響だったり、山で勝負できる選手がいる。そこまでどうタスキをつなぐのかは選手と共有して、強くなっていきたい」と話していた。