76年連続76回目の出場を目指した日体大が、見事に本大会の切符をつかんだ。歴代最多の連続出場数を更新し、節目の第100回記念大会へ進んだ。

X(旧ツイッター)上ではファンがドキドキしていた。15キロ地点で圏外の16位におり「とうとう連続出場記録が途切れる可能性が大きい」「大丈夫だろうと思いつつハラハラしてしまう ファイト!」「まさかまさかすぎる」などの投稿があふれていた。

しかし、次の17・4キロ時点で圏内の11位に浮上すると「やっぱり予選会上手い」「まさに予選会のプロ。集団走のプロ」。最終的には4位で堅実に突破した。

昨年の予選会は危なげなく5位で通過。13年大会では予選会トップから10度目の優勝を果たしたが、最近は5年連続でシード権を獲得できなかったが、計50日を超える長野合宿などで団結していた。

第100回記念のため史上初めて全国の大学に参加が認められ、最多57校でスタート。前回11位の東京国際大をはじめ、関東以外から立命大や皇学館大など11校が参加してハーフマラソンで競走した。上位13校が本大会(来年1月2、3日)の箱根路へ進む。