山梨学院大が14位東京国際大とわずか3秒差の、10時間39分47でボーダーラインの13位に入り、4年連続37度目の箱根駅伝出場権を手にした。結果的に先頭集団を走った留学生のムトゥクが1時間0分46秒の全体3位でゴールした力走が大きかった。

順位が発表された際に涙を流した高木翔瑛(4年)は「自分が入学してから連続出場が途切れることはありえないと思っていたので……」と、安堵(あんど)に声をつまらせ「本戦では到底戦える力はついていないけど、来年以降の後輩たちにつなげる走りをしたい。シード権が目標」と強気に前を向いた。