5区(12・4キロ)は創価大の吉田響(3年)が区間新記録で区間賞を獲得した。

13位でタスキを受け取ると、スタートからハイペースで飛ばして、順大、東海大など次々と抜き去り、最後は9位からシード圏内8位に浮上した大東大に1秒差と迫る9位でタスキを渡した。

中継地点では2分4秒あった8位との差を1秒差に縮めた吉田は「今日は35分30秒をターゲットにして走った。タスキを受けたときに順位が上位なら総合3位、下位ならシードに戻すつもりだった。その仕事は果たせたかなと思う」と笑顔で振り返った。

全日本大学駅伝は5日午前8時10分にスタート。愛知・熱田神宮から三重・伊勢神宮までの全8区間(106・8キロ)を、2つの選抜チームを含めた27チームで競う。史上初の2年連続3冠を狙う駒大、今年1月の箱根駅伝2位の中央大、5年ぶり3度目の優勝を狙う青山学院大などが出場している。

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