箱根駅伝で総合優勝4回を誇る古豪が、8年ぶりのシード権獲得を目指す。大東大が、埼玉・東松山市のキャンパスで12日、取材会を開き、就任2年目の同校OB真名子圭監督(45)が「目標はシード権獲得。10位だけです」と意気込みを語った。
昨年4月、全国高校駅伝8度の優勝を誇る名門・仙台育英高の監督を退き、同大の監督に就任し、早速手腕を発揮。前回大会は予選会1位で、4年ぶりの出場に導いた。だが、本戦は16位と苦戦。「全学年にチームの核となる選手がいなかった」と思うような結果は得られなかった。
だが、今年はひと味違う。予選会で2年連続首位通過を果たすと、先月の全日本大学駅伝では7位。18年ぶりにシードを獲得。「個々の能力が昨年よりも上がっている。1、2年生にも力のある選手がいる」と自信をのぞかせた。2日の日体大記録会では、1万メートルで11選手が自己ベスト更新。エースの久保田徹(4年)が、大学記録を塗り替えるなどチーム状態は上向いている。出場校のうち1万メートル平均タイムは全体6位に浮上。箱根路に照準を合わせてきた。
シード権だけでなく、上位進出を狙える力を付けてきたが、指揮官は「タイム=駅伝ではない」とキッパリ。古豪復活へはまずシード権獲得が最大の目標だ。【村山玄】

