全国高校総体男子5000メートル17位の川原琉人(長崎・五島南高3年)が、1区(7キロ)で区間記録を更新した。ラスト約400メートルからは後ろを何度も確認しながらフィニッシュ。昨年兵庫の長嶋幸宝が記録した19分39秒を8秒上回る19分31秒(速報値)を記録した。

祖父の高弘さんの指導を受けながら二人三脚で練習。昨年の県高校総体の陸上競技男子1500メートル、5000メートルで優勝し、全国高総体北九州地区予選会でも2冠を達成していた。

川原は「支えてくれたチームへの恩返しができて安心している」と安堵(あんど)したように話し「昨年の大会では序盤で自分が出てラスト1キロ持たなかった。今回はラスト1キロに重点を置いてきた」とした。

【関連記事】都道府県対抗男子駅伝の個人成績一覧>>