連覇を目指す青学大が山登りの5区で中大を逆転。2年連続7度目の往路優勝を果たした。2位が1分47秒差で中大、3位は早大。出雲、全日本を制し史上6校目の大学3大駅伝「3冠」がかかる国学院大は5分25秒差の6位だった。

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往路優勝の青学大は、エース区間で黒田朝が流れを引き寄せた。弟の然(1年)に代わって当日変更。2年連続2区を任させ、1時間5分44秒の好タイムをマーク。東京国際大エティーリ、創価大・吉田響とともに、ヴィンセントが保持していた記録を上回った。

10位でたすきを受け取った。いったんは12位に順位を下げたが想定内。後半に次々と前をとらえ、3位まで押し上げた。「権太坂に入るまでは前との差はあまり詰まらないと思っていた。坂からしっかりペースアップできたし、順位も上げられた」。プラン通りの走りを遂行した。

前回は初めての2区で区間賞。その自己記録を23秒更新した。吉田にはわずか1秒及ばず「日本人トップで走れたら1番良かったけれど、ちょっと残念」。それでも1時間5分台のタイムに「意識していたわけではないけれど、出せて良かった」とうなずいた。

最高タイムをマークしたエティーリには「やっぱり強い」と脱帽。そのうえで、「ただ僕はまだあと1年ある。来年超えられれば、それでいいかなと思う」。2月には大阪マラソン出場を予定している。今春に最上級生となるエースは、さらに速く、強くなる。【奥岡幹浩】

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