パリオリンピック(五輪)5位入賞の村竹ラシッド(23=JAL)が、日本人初の12秒台を逃して悔しがった。

13秒16(向かい風1・1メートル)で優勝したが、日本タイ記録の自己ベスト13秒04にも及ばず「遅かった。不本意です。この大会で12秒台を出すつもりだった」と笑顔はなかった。

すでに内定している9月の世界選手権東京大会へ、快記録で弾みをつけるつもりだったが、その気迫が空回りした。「スタートで攻めすぎた。練習よりも重心が低くなった。中盤に刻む意識はできたが、踏み切り位置とかがおろそかになって10台目に当たってしまった」とミスが出た。

トーゴ人の父と日本人の母のもとに生まれた23歳は、パリ五輪で日本の短距離個人種目史上最高の5位と躍動。メダルまで0秒12と迫った。【首藤正徳】

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