24年大会覇者の平林清澄(23=ロジスティード)が2時間6分14秒(速報値)で日本勢最上位の5位に入り、28年ロサンゼルスオリンピック(五輪)の代表選考会にあたる27年10月開催(名古屋市内)予定の「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」を獲得した。

初マラソンの吉田響(23=サンベルクス)は序盤から日本新記録を更新するペースで独走したが、終盤に失速し34位に終わった。レースはイブラヒム・ハッサン(29=ジブチ)が、自己ベストと国内記録を更新する2時間05分20秒で優勝した。

2時間6分14秒で男子5位に入り、ポーズをとる平林清澄(共同)
2時間6分14秒で男子5位に入り、ポーズをとる平林清澄(共同)

平林清澄2時間6分14秒で5位 日本勢トップMGC出場権獲得 吉田響は失速

28年ロス五輪代表選考会MGCの進出条件は?


◆レース経過 ※タイムは速報値

◆スタート地点 午前9時現在。晴れ、気温11・3度、湿度59%、北の風0・8m/秒。

◆スタート 午前9時15分に大阪府庁前をスタート。

一斉にスタートするランナーたち(撮影・白石智彦)
一斉にスタートするランナーたち(撮影・白石智彦)

◆1キロ 最初の1キロは2分55秒で通過。

◆2キロ 東京国際大・エティーリら4人のペースメーカーが先導。この1キロは設定通りの2分58秒。

◆3キロ 8分56秒で通過。この1キロも2分58秒。

◆5キロ 14分50秒で通過。吉田響や前回覇者アダンがペースメーカーの横まで位置を上げてきている。

◆7キロ 吉田響がペースメーカーと並んで先頭集団を引っ張っている。平林清澄、細谷恭平も集団の中で追走。

◆7・9キロ 吉田響が集団から飛び出し、リードを広げ始めた。

大阪マラソン 8キロ付近、集団から抜け出す吉田(代表撮影)
大阪マラソン 8キロ付近、集団から抜け出す吉田(代表撮影)

◆9キロ 吉田響とペースメーカーが先導する集団との差は4秒。

◆10キロ 吉田響が29分33秒で通過。後ろの集団との差は5秒に広がった。

◆12キロ 吉田響がこの1キロを2分53秒とペースアップ。平林、細谷らが追走する集団とは13秒差に。

◆15キロ 吉田響が44分10秒で通過。このままいくとゴール予想は2時間03分40秒の日本新ペース

◆16・6キロ 最初の折返し地点で吉田響と2位集団との差は24秒に。吉田響は沿道に手を振る余裕を見せている。

◆20キロ 吉田響が58分42秒で通過。ゴール予想は2時間03分12秒ペースに上がった。36人の2位集団とは38秒差。

◆中間点 吉田響が1時間01分54秒で通過。2位集団との差はさらに広がり44秒に。

◆23・5キロ 折返し地点で吉田響と2位集団の差は56秒に広がる。国内招待選手の西山雄介、其田健也が2位集団から遅れ始めた。

◆25キロ 吉田響が1時間13分16秒で通過。2位集団との差は58秒に。

◆28キロ 吉田響はこの1キロ2分58秒でペースを維持している。

◆29キロ 細谷が2位集団から6秒ほど遅れ始めた。

◆30キロ 吉田響が1時間28分07秒で通過。ゴール予想は2時間04分23秒と日本新ペースをまだ上回っている

◆30・6キロ 折返し地点で吉田響と18人の2位集団との差は1分1秒。

◆31キロ 2位集団からI・ハッサンと平林が抜け出し始める。

◆32キロ 吉田響のこの1キロは3分06秒とかかっている。ハッサン、平林の2位集団との差は1分を切った。

◆34キロ 吉田響はこの1キロを2分57秒と再びペースアップも、ハッサン、平林の2位集団との差は40秒に縮まってきた。

◆35キロ 吉田響は1時間43分20秒で通過。ハッサン、平林の2位集団とは29秒差に。さらに3秒後ろにアダンら外国人選手3人が追っている。

◆36キロ 吉田響はこの1キロが3分11秒とかかった。ハッサン、平林ら2位集団との差は着実に縮まってきている。

◆37キロ 吉田響をハッサンと平林がとらえ、一気に2人がリードを広げていく。

大阪マラソン 37キロ付近、ハッサン(右)、平林(中央)が吉田に迫る(代表撮影)
大阪マラソン 37キロ付近、ハッサン(右)、平林(中央)が吉田に迫る(代表撮影)
大阪マラソン 37キロ付近で吉田(後方)を抜き、先頭に出たハッサン(右)と平林(代表撮影)
大阪マラソン 37キロ付近で吉田(後方)を抜き、先頭に出たハッサン(右)と平林(代表撮影)

◆37・6キロ ハッサンが平林との差を徐々に広げ始める。吉田響は3位集団につかまり6位に後退。

◆38・4キロ 竹井祐貴が吉田響をとらえ日本人選手2位となる6位に浮上した。

◆38・8キロ アダンが平林をとらえて2位に浮上。

◆40キロ 先頭のハッサンは1時間58分44秒で通過。2位アダンとの差は10秒。4位平林とは18秒差。

◆40・3キロ 山下一貴が竹井をとらえ日本人選手2位に浮上。

◆ゴール ハッサンが自己ベストを更新する2時間05分20秒で優勝。平林が日本人トップの2時間06分14秒で5位。37キロまで独走していた吉田響は2時間09分34秒の34位でゴールした。

大阪マラソン、トップでゴールするハッサン(撮影・白石智彦)
大阪マラソン、トップでゴールするハッサン(撮影・白石智彦)

ハッサンが大会新記録でV「思惑通りだった」終盤で独走吉田響を捉える


最終順位 ※タイムは速報値。★は大会新


順位選手名所属、国籍タイム
ハッサンジブチ2時間05分20秒★
アダンエチオピア2時間05分33秒★
タヌイケニア2時間05分55秒
トゥニョケニア2時間06分10秒
平林 清澄ロジスティード2時間06分14秒
山下 一貴三菱重工2時間06分18秒
竹井 祐貴JR東日本2時間06分24秒
浦野 雄平富士通2時間06分41秒
細谷 恭平黒崎播磨2時間06分44秒
10合田 椋安川電機2時間06分51秒

※選手名の赤字は今大会でのMGC出場権獲得者。細谷恭平はすでにMGC出場権を保持。

大阪マラソン、日本人トップでゴールする平林(撮影・白石智彦)
大阪マラソン、日本人トップでゴールする平林(撮影・白石智彦)

「冬眠」終えた平林清澄が5位でMGC出場権「そろそろ目覚めようと思った」

平林清澄、復活の走りでロス五輪挑戦権つかむ「まずはひと安心」

2028年ロサンゼルス五輪の代表選考会「MGC」の出場権を獲得した(左から)平林清澄、山下一貴、竹井祐貴、浦野雄平、合田椋(共同)
2028年ロサンゼルス五輪の代表選考会「MGC」の出場権を獲得した(左から)平林清澄、山下一貴、竹井祐貴、浦野雄平、合田椋(共同)

日本人トップ5位平林清澄ら5人が27年MGC出場権獲得


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大阪マラソン、34位でゴールする吉田響(撮影・白石智彦)
大阪マラソン、34位でゴールする吉田響(撮影・白石智彦)
大阪マラソン、34位でゴールした吉田響は車椅子で運ばれる(撮影・白石智彦)
大阪マラソン、34位でゴールした吉田響は車椅子で運ばれる(撮影・白石智彦)

◆マラソンコース図

【イラスト】大阪マラソンのコースマップ
【イラスト】大阪マラソンのコースマップ

◆国内招待選手◆


No選手名年齢所属タイム
11細谷 恭平30黒崎播磨2時間05分58秒
12平林 清澄23ロジスティード2時間06分18秒
13浦野 雄平28富士通2時間06分23秒
14西山 雄介31トヨタ紡織2時間06分31秒
15土井 大輔29黒崎播磨2時間06分54秒
16其田 健也32JR東日本2時間05分59秒

◆海外招待選手◆


No選手名年齢国籍タイム
1Y・アダン29エチオピア2時間05分37秒
2B・ゲメチュ24エチオピア2時間04分51秒
3M A・ウマ27エチオピア2時間05分33秒
4E・ゲラント39南アフリカ2時間05分36秒
5I・ハッサン29ジブチ2時間06分13秒
6S・T・テスファマリアム37スウェーデン2時間06分53秒
7A・メスフィン33エチオピア2時間07分08秒
8E・K・タヌイ28ケニア2時間07分28秒

◆男子マラソン日本歴代10傑◆

◆男子マラソン世界歴代5傑◆


選手名出身タイムコース
1ケルヴィン・キプタムケニア2時間00分35秒23年シカゴ
2エリウド・キプチョゲケニア2時間01分09秒22年ベルリン
3ケネニサ・ベケレエチオピア2時間01分41秒19年ベルリン
4シサイ・レンマエチオピア2時間01分48秒23年バレンシア
5セバスチャン・サウェケニア2時間02分05秒24年バレンシア