ルー・テーズ

蝶野正洋(上)にバックドロップをかけるルー・テーズ
蝶野正洋(上)にバックドロップをかけるルー・テーズ

「20世紀、世界で一番強い男」。日本のプロレスファンなら誰もがそう思っていた。ルー・テーズ。世界最高峰のタイトル、NWA世界ヘビー級王座に君臨した。1957年10月初来日、ベルトをかけて力道山と戦ったが負けなかった。必殺技はバックドロップ。岩石落とし、脳天逆落としとアナウンスされていた。日本では「鉄人」の異名を持ち、58年間にわたって現役を通した。90年12月26日、74歳になった鉄人は、バリバリの蝶野正洋と対戦した。47歳差もいきなりバックドロップをかけ、浜松の観衆を驚かせたが、顔面を締め上げるSTFを決められ弟子に勝利を譲った。上記の名言を残し、この試合を最後にリングから去った。

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<プロレス・1990年12月27日掲載>