オノ・ヨーコ

４年ぶりにメディアの前に姿を見せ、仲良く記者会見を行うジョン・レノンとオノ・ヨーコ

「I'm shot（撃たれた）」と２度叫び自宅アパート「ダコタ・ハウス」内で倒れた。ジョン・レノン。1980年12月8日午後11時前、マーク・チャップマンにより近距離から背中など銃で数発撃たれた。ヨーコ夫人も近くにいた。パトカーで病院に運ばれたが、ほぼ即死状態だった。40歳。世界中に悲報が流れ、大きな衝撃波と悲しみの涙が地球を覆った。ジョンの生誕50周年となる90年10月9日、ニューヨークの国連本部でヨーコ夫人らが出席して追悼式が開かれた。ジョンが平和への祈りを込めて作った「イマジン」が、世界130カ国のラジオ局を通じて同時放送された。ジョンとヨーコの「LOVE＆PEACE」「WAR IS OVER」の願いは永遠だが、世界のどこかで戦争は続いている。(/_;)

＜芸能・1990年10月11日掲載＞