マジック・ジョンソン

バルセロナ五輪男子バスケットボール アンゴラ戦でレイアップシュートを放つ米国ドリームチームのマジック・ジョンソン
バルセロナ五輪男子バスケットボール アンゴラ戦でレイアップシュートを放つ米国ドリームチームのマジック・ジョンソン

マイケル・ジョーダン、ラリー・バード、チャールズ・バークレー、スコッティ・ピッペン、カール・マローン……その名を聞くと、当時の興奮がよみがえる。1992年バルセロナ五輪で、米国はNBAのスーパースターをそろえた「ドリームチーム」を結成。決勝でクロアチアを117―85で下し、8年ぶりに金メダルを獲得した。このチームのリーダー格が、HIV感染を宣言して一時引退していたマジック・ジョンソンだ。大学、NBAと全米一のタイトルを獲得。バスケットボールプレーヤーとして、五輪は置き忘れてきた夢だった。発病の不安や世間の偏見と闘いながら、選手生活の最後を飾った。五輪史に神々しい1ページが刻まれた。(^o^)

<バルセロナ五輪・1992年8月10日掲載>