県東部を活動拠点とするプロサイクリングチーム「レバンテフジ静岡」が24日、静岡県庁で会見した。来年から自転車のJプロツアーに参戦。4月の東日本ロードクラシック群馬を皮切りに、10月までの20戦(予定)に臨む。

選手は、佐野淳哉主将(37=静岡市出身、清水南高出)伊藤舜紀(しゅんき、24)野宮一朗(24)佐藤遼(23)西村基(もとい、24)石井駿平(22)海野晋作(18)長田華山(かざん、18)の8人。1年目はチーム基盤を整えながら、約20チームのトップ10入りを目指す。達成すれば再来年、トッププロチームとして国際大会に出場できる。

二戸康寛監督(44)は「実績は足りないが、可能性を秘めた選手が集まり、楽しみ」。佐野主将は「自転車で王国の栃木を抜き、静岡を聖地にしたい」と力を込めた。ユニホームは、みかんがイメージカラー。前後に富士山のイラストを入れて、静岡らしさにこだわった。【倉橋徹也】