22年北京五輪銀メダリストでロシアのアレクサンドラ・イグナトワ(旧姓トルソワ、22)が、5季ぶりにGPシリーズに復帰した。SPに臨み、72・37点をマークした。

冒頭から高さのあるダブルアクセル(2回転半)、3回転ループを着氷。最終3本目のルッツ-トーループの連続3回転ジャンプも、余裕を持って降りた。観客から大量のぬいぐるみが投げられると、にこやかにスタンドに目を向けた。

イグナトワは昨年8月に第一子となる長男を出産。今年9月のチャレンジャー・シリーズ(CS)木下グループ杯で国際大会に復帰した際は「子どもがいることがモチベーションになっている。(体は)オリンピックの頃と同じ状態ではないですが、出産前と同じ状態です」と話していた。

ロシアは22年2月にウクライナへの侵攻を開始。以降は国際スケート連盟(ISU)を含む多くのスポーツ団体がロシアと同盟国のベラルーシ選手を国際大会から排除していたが、一部の競技では24年パリ五輪から厳しい出場基準をクリアした選手において、AINとしての出場が容認。ISUは今季(26-27年)からAINとして国際大会への参加を容認している。