どーもです。今日はブリヂストンゴルフのニューモデル「221CB」アイアンを紹介しましょう。同モデルはプロの要求に応えた軟鉄鍛造のキャビティアイアンのようですね。ボクの中では、未だに「X BLADE 705 TYPE-M」の記憶が…(笑)。もう10年以上前のモデルですが、決してそれ以降のモデルが劣っているということではありませんので! で、今回の「221CB」ですが、かなりご機嫌なモデルでした。というわけで、早速いっていましょう。


まずは見た目から。


構造的にはキャビティアイアンですが、バックフェース下部のボリュームはサイズに対してそこそこ確保されているので、低重心を意識したモデルに感じました。また、バックフェースの中央部が最も薄く、トップに向かって厚みが増すレイヤー構造になっているので、低重心を意識しながらも、バックスピンも確保しようという、二律背反に挑んだモデルかもしれません。

フェースは小ぶり。形状的には、ブリヂストンゴルフ伝統の形状かなって思います。

ソール幅は狭すぎず、でも広すぎず…ですかね。リーディングエッジを設定することで打ち込んでの抜けの良さに加え、トレーリングエッジが丸みを帯びているので、その後の抜けの良さも意識していると思います。

ネックはほぼストレート。ボディ下部のボリュームですが、前述通りそこそこ確保されていますよね。

構えてみるとこんな感じ。パッと見の第一印象は「シビアそう!?」ですが、打てる、打てないは別にして、個人的には好きなフォルムですw

今回試打したのは、スチールシャフト「NSPRO MODUS3 TOUR105」Sフレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角32度、ライ角62度、長さ37インチ、総重量422g、バランスD2。シャフトスペックは、重量106.5g、トルク1.7、元調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用。


持ってみた感覚ですが、重さ的にはまずまず。グリップもいい感じの太さでした。個人的にはヘッド重量を感じられるモデルのほうが好きですが、この「221CB」はD2でも、手元に重心があるのか、それほどヘッド重量を感じません。でも、なんか好みを超えた、説明できない「何かいい感じ」がありました。素振りしてみると、やはり手元に重心があるような感覚で、ボクは好きな感覚でした。


実際に打ってみると、とにかくご機嫌なモデルでした。

◆ご機嫌ポイント1.ボールは上がりやすいけど、高さもコントロールできる

バックフェースの厚みは、中央部が薄くトップブレードが厚めなので、スピンをかけることを意識したモデルだと思います。でも、ダウンブローに打ち込まなくても、上がりやすかったです。しかも、いわゆる低重心モデルのように有無を言わせずドーンと上がるのではなく、打ち方である程度高さを抑えることも可能でした。それがボクレベルでも可能で、このバランスの良さがいいですね!

◆ご機嫌ポイント2.打感がいい

ボールのつぶれ感を感じながら、分厚いインパクトが最高!! レンジボールはつぶれすぎる傾向もあると思いますが、「ツアーB X」なら芯を打ち抜く感覚を味わえそうだし、「ツアーB XS」なら同様の打感でガッツリスピンをかけられそうなイメージでした。

◆ご機嫌ポイント3.シビア過ぎないコントロール性能

プロの要求に応えたモデルというと、我々アマチュアは「難しいんじゃないの?」と思ってしまいますが、80台前半を出せるレベルであれば使えそうなイメージでした。ボクの場合、持ち球はご存じの通りですが、ボクレベルでややカット気味に入れて高さや距離のコントロールや、インサイドアウト意識で右に打ち出して戻ってくる球も打てました。もちろん、スイングのミスはミスとして出球に反映されるけど、ある程度のミスはクラブがカバーしてくれそうな雰囲気も味わえました。

◆ご機嫌ポイント4.振り感が心地よい

めっちゃ振り抜きがいいっす!! 個人的な最近の課題は「フィニッシュできっちり止まる」ですが、これを遂行しやすいモデルでした。前述通り、ボクはヘッドを感じやすいモデルが好きですが、そういう意味では、D2バランスだけど正直ヘッドは感じにくいです。でも、理屈や好みを超えた振りやすさがありました。その原因は「重心が手元にある」と思っていますけど…w


スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら


【3球平均】

HS37.7m/s、初速48.1m/s、打ち出し角19.3度、バックスピン量5405.2rpm、サイドスピン-778.2rpm、飛距離164.8y

【ベスト】

HS37.8m/s、初速48.3m/s、打ち出し角19.1度、バックスピン量5219.4rpm、サスドスピン-827.0rpm、飛距離165.9y


打感は前述しているので、ここでは割愛。打音は心地よい中高音系。


弾道はこんな感じで


そのスカイトラックデータはこちら


弾道的には高弾道ですね。ここもご機嫌ポイント1.で振れているので…w


振り感もご機嫌ポイントで触れているので、マイナスに感じるかもしれないポイントにも触れておきましょう。それは、距離感。ここ数年ストロングロフト化の流れで、#7も平均的には31度辺りかと思われます。「221CB」はロフト32度なので、ロフトに対しては適当な距離ですが、単純に#7としてみたときに「飛んでないじゃないの?」と思う方もいる方もしれません。実際、ボクも試打していて「あれ?」と思って、思わずwebでロフト角を確認したくらいですのでw


あとは、ミスヒットの寛容性ですが、ある程度ミスはカバーしてくれるけど、決して高いわけではありません。イメージですが、80台前半で回れるレベルのちょっとしたスイングのミスはカバーしてくれる印象です。


今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40~42m/s辺りにオススメですが、それ以上でも十分使えそうかな。レベルブローに打てればボールは上がりますが、「221CB」の実力を存分に味わうなら、ある程度ダウンブローに打てるほうがよ良さそうかな。メインターゲットはある程度球筋を操りたい上級者でしょうが、90を切ってアベ80台を目指す方のステップアップモデルにもオススメできそうです。個人的にはかなりご機嫌なモデルで、名器の予感!!

<ブリヂストンゴルフ「221CB」アイアン>

■KAZ'sインプレッション(10点満点)

▽飛距離:8▽上がりやすさ:9.5▽操作性:10▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:9▽ミスの許容度:8

■ヘッド:軟鉄(S20C)

■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「NSPRO MODUS3 TOUR120」(S=114g/1.7/中元調子)、「同105」(S=106.5g/1.7/元調子)。カーボンシャフト「TENSEI BS Black 80i」(S=77g/2.9/中調子)。

■価格:スチールシャフト装着モデル6本(#5~PW)セット13万2000円、単品(#4)1本2万2000円。カーボンシャフト装着モデル単品1本2万4200円。※価格は税込み