どーもです。連日紹介していたマジェスティゴルフの新製品「マジェスティ プレステジオ オブシディアン」シリーズですが、今日紹介するアイアンが最後になります。ロフト角28度と一般的にはストロングロフトですが、「マジェスティ プレステジオXII」アイアンは25度だったので、ほぼ1番手寝ていることになりますね。この辺からも、新製品のターゲット層は「マジェスティ プレステジオXII」よりも気持ち若年層もしくは気持ちパワーのある方向けかなって感じ。というわけで、早速いってみましょう。


まずは見た目から。


見た目的には「マジェスティ プレステジオXII」アイアンと塗装が違うだけです。素材的にも一緒でした。

フェースはシャローだけど、形状的には別モノのイメージでした。新作のほうがよりトウが立っている感じなのと、トウヒール方向の長さがややコンパクト気味にも見えました。

ソール幅はワイド。リーディング&トレーリングエッジがしっかり設定されているのも含めて「マジェスティ プレステジオXII」アイアンと同じようなイメージでした。

ネックはグースで、ボディ下部にボリュームがあるのもほぼ同じかな。

構えてみるとこんな感じ。「マジェスティ プレステジオXII」アイアンはバックフェースの厚みが視界に入りましたが、新作はそれがありません。ボク的には、新作の方が見た目はよりいい感じ。

今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「MAJESTY LV755」SRフレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角28度、ライ角62度、長さ37インチ、総重量354g、バランスD1。シャフトスペックは、重量49g、トルク4.2、先調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボールを使用。


持ってみた感覚ですが、重量的には軽め。そして、グリップも細め。グリップが細いとインパクト時のフィット感が薄れることから、やや力が入ってしまうのか、超久しぶりに左手人さし指の第一関節あたりの皮がめくれてしまいました。ちなみに、インターロッキングなので、右手薬指と当たるところですが、指の皮がめくれるのは初心者以来かも。シャフトを手でしならせると、硬さ的にはHB同様で、しなりポイントはほぼ真ん中。FW&HBは手元に重量感があったけど、アイアンは特に感じませんでした。ワッグルしてみると、アイアンも結構手元からヘッドが動く感じだったけど、素振りしてみると素直に真ん中がしなる感じ。ボクの中では、先調子系の動き方ではなかったような気もします。


実際に打ってみると、もちろんボールは上がります。ロフト25度の「マジェスティ プレステジオXII」アイアンは3球平均15度でしたが、新作はほぼ19度と、かなり上がりやすくなっていました。そして、ちょっと驚いたのが打感。ま「マジェスティ プレステジオXII」アイアンと素材的には変わっていませんが、ちょっとカンカンした硬さを伴う感じで、個人的にはちょっと苦手な打感です。球離れもかなり速い感じでしたが、飛距離的には飛んでいました。3球平均184.3yに対して新作は189.9y。ロフトが寝ているのに飛距離が伸びていましたが、これはスピン量の差でしょうね。新作は約600rpm減っていました。打ち出し角が高く、スピン量少なめの棒球で飛ばすアイアンだと感じました。


スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら


【3球平均】

HS41.0m/s、初速52.5m/s、打ち出し角度18.8度、バックスピン量4215.6rpm、サイドスピン-990.4rpm、飛距離189.9y

【ベスト】

HS41.2m/s、初速53.0m/s、打ち出し角18.0度、バックスピン量4120.8rpm、サイドスピン-1146.8rpm、飛距離192.7y


打感は弾き系で、前述通りカンカンした硬さを伴うイメージでした。音は乾いた感じの高音系。


弾道はこんな感じで


そのスカイトラックデータがこちら


弾道的には高弾道。ロフト角を考えれば超高弾道と言っても過言ではないですね。球離れが速いので、スピン量も少なそうですが、数値的にも少なめでした。


出球傾向は、ボクのスイングでやや強めのドロー系。つかまりは結構いい感じですが、フッカーのボクにはつかまりが良すぎの感じも否めませんでした。でも、つかまらないよりはいいかもね。まあ、ここ数年はそんなアイアンには出会っていないですけど!


シャフトフィーリングと振り感ですが、イメージ的にはHBと同じで、ダウンからインパクトにかけて、ややヘッドが走るイメージがありました。でも、HBほどではなかったかな。


今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40m/s±2m/s辺りがドンピシャゾーンだと思います。プチヒッターを自認するボクでも使えそうな雰囲気でしたが、コアターゲットはボディターン系スインガーで、持ち球はフェード系でしょうね。「マジェスティ プレステジオXII」シリーズは恐らくシニアの中でもグランドシニアと呼ばれる層向けだと思いますが、「同オブシディアン」シリーズはボクら世代辺りをターゲットにしたモデルだと思います。個人的にはFWで大苦戦してしまいましたが、全体的には好印象。ただし、価格を除けば…(汗)。セットでそろえたら100万円を超えそうなので、庶民は手を出せないモデルかなって。少なくともボクには手が届きません。車に例えれば、ロールスロイスみたいな感じですね。

<マジェスティゴルフ「マジェスティ プレステジオ オブシディアン」アイアン>

■KAZ'sインプレッション(10点満点)

▽飛距離:9.5▽上がりやすさ:10▽操作性:7▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:7▽ミスの許容度:10

■ヘッド:ボディ【#5~SW】カスタム450、ソール【#5~PW】タングステン合金、フェース【#5~8】タフェストマレージング鋼【#9、PW】ソフトマレージング【AW、SW】カスタム450

■シャフト(重量/トルク/調子):「マジェスティLV755」(SR=49g、R=47g/4.2/先調子)

■価格:4本(#7~PW)セット31万2400円、単品(#5、#6、AW、SW)各1本7万8100円 ※価格は税込み