どーもです。今週紹介してきたマジェスティゴルフのニューモデル「マジェスティ プレステジオXII」シリーズですが、今日紹介するアイアンがオオトリです。このアイアンは#7でロフト角25度とストロングロフトモデルですが、とにかくボールが上がりやすいですわ~!! ロフトが立てばその分飛ぶのは分かりますが、高い打ち出し角を実現しているのがマジで進化だと思います。その辺も確認できましたので、早速いってみましょう。
まずは見た目から。
バックフェースのバッジまで金ピカ! この辺の徹底ぶりはさすがですね。なお、高純度タングステン「X16.5」をボディに採用しているようです。聞いたことがない素材ですが、これによって驚きの強弾道を実現しているんだとか。
フェースはシャロー。トウ・ヒールがやや長めにも見えますが、トウがそれほど高くない設定なので、やや四角形に見える効果もあるかもしれません。素材はマレージング鋼ですが、コバルトを含むマレージングで、より強度が確保されるため、薄肉化が可能になっているようです。なんか、すげぇ~!
ソール幅はワイド。でも、リーディング&トレーリングエッジが設定されているので、実際の接地面積はフェースに対して適当な印象も受けます。
ネックはグースネック。ボディもファットで、ソール下部も厚みが確保されていますよね。素材のみならず、構造的にも低深重心を意識していると思います。
構えてみるとこんな感じ。かなりロフトが立っているように見えます。トップブレードは厚めに確保されていて、個人的には苦手な見え方ですが、バックフェースのボリューム感とも相まって、つかまりが良さそうな印象を受けました。
今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「MAJESTY LV750」Sフレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角25度、ライ角61.5度、長さ37.5インチ、総重量347g、バランスD1。シャフトスペックは、重量43g、トルク4.0、全体しなり。
試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。
持ってみた感覚ですが、重量的には軽め。グリップも細めですが、他のウッド系よりも気持ち細めの印象でした。シャフトを手でしならせてみると、このアイアンもSフレックスにしてはやや柔らかめな印象で、しなりポイントは真ん中あたり。ワッグルしてみると、ウッド系よりもヘッドの動き方は穏やか。素振りしてみても、ウッド系のようにインパクト前でヘッドが加速するような動きは、それほど感じませんでした。
実際に打ってみると、冒頭書いた通り、ガッツリ高い打ち出し角に、まずド肝を抜かれますね。このロフト角でこの上がり方こそ、ここ最近のストロングロフト系アイアンの進化だと思います。その上で、かなりスピン量少なめの強弾道イメージでしたね。つかまりについては、もちろんオートマチックにつかまるモデルですが、ウッド系に比べるとやや抑えられているような感覚もありました。自分が生粋のフッカーなので、もちろんインサイドアウト系スイングを意識してヘッドを右に放り出し、かつ、ヘッドを返さない意識は必要ですが、ウッド系ほど必要ではなかったような印象でした。なお、このアイアンも30~40球打ちましたが、1球もフェードおよびスライスは出ませんでした。
スカイトラックの弾道データはこんな感じで
その各球データはこちら
【3球平均】
HS40.8m/s、初速52.2m/s、打ち出し角15.0度、バックスピン量4822.5rpm、サイドスピン-786.3rpm、飛距離184.3y
【ベスト】
HS41.3m/s、初速52.9m/s、打ち出し角15.2度、バックスピン量4867.6rpm、サイドスピン-1059.3rpm、飛距離186.0y
打感は弾き系。硬さを伴う弾き系ですが、ドライバーのそれともまた違うイメージで、より弾き感が強くなっていたようにも感じました。音が高めな影響もあるかもしれません。
弾道はこんな感じで
そのスカイトラックデータはこちら
弾道的には高弾道。かなりの上がりやすさがあって、このロフト角を考えれば、超高弾道と言っても過言ではないかもしれません。おまけに、ロースピンの弾丸ライナー系イメージでかなり強弾道ぶりを味わえると思います。
出球傾向は、ボクのスイングでやや強めのドロー系。でも、前述通り、ウッド系ほどつかまりがいいような印象はありませんでした。
シャフトフィーリングと振り感ですが、振る気がなくても振れてしまう印象ですね。ただし、切り返しで力むとボールが上がらない印象もあったかな。少なくともウッド系のように、インパクト付近でヘッドが加速するような動きは、軽減されていたように感じました。
今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS38~40m/sあたりのオススメで、いっても42~43m/sかな。この辺のイメージはしっかりシリーズとして統一されていましたね。その上で、ボディターンタイプの払い打ち系でもしっかり球が上がり、つかまった強い球を打てると思います。「これはスゴイかも!」と思う一方で、一般サラリーマンゴルファーにとってネックとなるは、やはり価格でしょうね。5本セットで約40万、単品1本で約8万ですからね。こんな高価なセットを、なんら気にせず振れる度胸は持ち合わせていません(笑)。あっ、もちろん、お金もないんですけど(汗)
<マジェスティゴルフ「マジェスティ プレステジオXII」アイアン>
■KAZ'sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9▽上がりやすさ:9▽操作性:7▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:7▽ミスの許容度:10
■ヘッド:【#5~#8】ボディ=カスタム450+高純度タングステン、フェース=タフェストマレージング鋼【#9~PA】ボディ=カスタム450+高純度タングステン、フェース=ソフトマレージング【PW、SW】カスタム450
■シャフト(重量/トルク/調子):「マジェスティLV750」(S=43g/4.0、SR=41g/4.2、R=39g/4.5、R2=38g/4.5/全体しなり)
■価格:5本(#7~10、PA)セット39万500円、単品(#5、#6、PW、SW)各1本7万8000円 ※価格は税込み












