どーもです。ブリヂストンゴルフの新製品ですが、今日紹介するのは「245 MAX」アイアンです。てっきり「B3 MAX」シリーズのアイアンかと思ったけど、名称はあくまでも「245 MAX」アイアンです。シャフトはスチールシャフトですが「NSPRO750GH neo」を採用。軽量スチールシャフトの中でも、軽量モデルの採用ですが、この辺りからもメーカーからのメッセージを感じます。果たしてその通りなのでしょうか。その辺の確認も含め、早速いってみましょう。


まずは見た目から。


形状的にはポケットキャビティタイプですが、そのポケット部分には振動吸収用のラバーを装着。また、アイアンにもサスペンションコアを採用しているようです。

フェースはセミラージ。全体的に丸みを帯びた形状となっていました。なお、フェースに高強度HSメタルX37を採用することで薄肉化。そこで生まれた余剰重量を再配分しているようです。さらに、薄肉化したフェースの裏にはカーボンシートを装着しているんだとか。

ソール幅はセミワイド系ですが、顔の大きさに対して適当。トウ・ヒールの後部に丸みがあるのが、特徴ですかね。

ネックはグース。ボディはややファット気味でした。

構えてみるとこんな感じ。トップラインは厚め。さらにフトコロが深く、いかにもつかまりそうなイメージでしたが、フッカーのボクには…(笑)

今回試打したのは、スチールシャフト「NSPRO750GH neo」Sフレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角27度、ライ角62度、長さ37.7インチ、総重量359g、バランスD0。シャフトスペックは、重量78g、トルク2.3、中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用で2ピースボール使用。


持ってみた感覚ですが、重量的には軽め。グリップも細め。スチールシャフトだけど手でしならせてみると、結構しなりましたね。「スチールでも、こんなにしなるんだ」といった感じで、しなりポイントはほぼ真ん中。ワッグルしてみると、スチールシャフトにしてはヘッドの振れ幅は大きめ。素振りをしてみると、なんかカーボンシャフトのようなしなり感でした。


実際に打ってみると、ん~、今の自分の状態を差し引いても、正直当たり負け感があるというか、誤解を恐れず言ってしまえば、シャフトがインパクト衝撃を受け入れていないようなイメージでした。ミスヒット時はもちろんですが、芯を食ったであろう手応えのショットでも、いわゆる“当たり負け”感がありました。具体的に言えば、ヘッドが押し負けているような感じだけど、反動でヘッドが上を向くような感じ。ロフト角27度だけど、スピン量がやや多めなイメージ。これはスカイトラックのデータ的にも、弾道の見た目にもでしたが、この原因はシャフトにもあると思っています。なお、基本性格的にはオートマチック系で、これは間違いないと思います。払い打ち系のスインガータイプなら、ロースピン系の棒球で、ある程度は飛距離を期待できそうな雰囲気でした。


スカイトラックの弾道はこんな感じで

その各球データはこちら

【3球平均】

HS39.0m/s、初速50.0m/s、打ち出し角16.5度、バックスピン量4794.4rpm、サイドスピン-1087.1rpm、飛距離174.1y

【ベスト】

HS39.3m/s、初速50.4m/s、打ち出し角16.7度、バックスピン量4908.5rpm、サイドスピン-849.8rpm、飛距離176.2y


打感は弾き感強めのソリッド系。ゴルフ体験主義のソリッド系は、マイルド感と弾き感が半々な感じですが、この「245 MAX」アイアンは、やや弾き感が強め。音は中高音系だけどやや高音が強調された感じ。


弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータがこちら

弾道的には高弾道。払い打ち系のほうがキッチリ上がりそうな雰囲気もあって、むしろヒッター系だとボクのように吹け上がり傾向となってしまうかもしれません。この辺はヘッドの影響というよりも、シャフトの影響が大きそうかな。


出球傾向は、ボクのスイングで強めのドロー系。腐れフックも…(汗)


シャフトフィーリングと振り感ですが、この「NSPRO750GH neo」シャフトは今回初めて打ちました。正直な感想は「ん~」です。というのは、そもそも論になってしまいますが、アイアンにおけるスチールおとびカーボンシャフトのメリット&デメリットの問題です。個人的にスチールのメリットは剛性の高さであり、ねじれへの強さで、デメリットは設計の自由度が低いこと。カーボンのメリットは設計自由度の高さであり、デメリットは以前であれば軽いとかでしたが、最近では素材の進化でほぼ解決されてきているような気がしています。今回このシャフトを打って感じたのは「このスチールシャフトを必要としている層ってどこなんだろう?」という、ボクの勝手な疑問からでした。


今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40m/s辺りにオススメ。ターゲットは払い系のスインガータイプで、持ち球はフェードヒッターおよびスライサーでしょうね。「NSPRO750GH neo」というボク的には謎多きモデルの採用に、ちょっとした戸惑いも感じてしまいましたが、クラブとしての狙いは、恐らくミスヒットに強いオートマチック系アイアンでしょう。ただし、スチールシャフトモデルでもスインガー向けでしょうね。ヒッターを自認する人は、シャフトフィッテイングをオススメします。

<ブリヂストンゴルフ「245 MAX」アイアン>

■KAZ’sインプレッション(10点満点)

▽飛距離:8.5▽上がりやすさ:10▽操作性:8▽構えやすさ:8.5▽打感の柔らかさ:8▽ミスの許容度:10

■ヘッド:【#6~P2】HSメタル37+CFRP+タングステンウエート【AW、SW】ソフトスレンレス+CFRP+アルミウエート

■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「NSPRO750GH neo」(S=78g/2.3/先調子)。カーボンシャフト「VANQUISH BSi for MAX」(S=52g/3.9、R=45g/4.7/中調子)。

■価格:カーボンシャフト装着モデル5本(#7~9、P1、P2)セット15万4000円、単品(#6、AW、SW)各1本3万800円。スチールシャフト(特注)各1本3万800円。※価格は税込み