どーもです。昨年最後の更新で、年末年始の休みは元旦のみと書いたような気がしますが、結果的には1、3、5日と飛び石で休めました。芸能記者の仕事は現場との兼ね合いになるので、前日に急きょ休みになることもありますが、今年の正月がまさにそれでした。前日休みになってもゴルフに行けるわけでもなく、結局溜まりに溜まった事務処理と、ゴルフ体験主義の原稿を書いて終わりました。でも、休みと言うだけで気持ちが楽でしたね。そんなわけでは、25年一発目となる筒康博氏のコラム「これってギアで解決?それともレッスン?」をお届けします。今年も新製品ラッシュですが、ゴルフ体験主義も頑張ってついていこうと思っています。というわけで、筒氏のコラムをお楽しみください!!


■2025新製品発表会に物申す!?

明けましておめでとうございます。今年も「これってギアで解決?それともとレッスン?」にぜひお付き合いくださいませ!(サムネが釣りみたいな書き出しになっていますが、この原稿を納めているのは12月末です)。


さて、今年も既にテーラーメイド「Qi35」&キャロウェイ「ELYTE」の新製品発表会が行われ、ゴルフショップでは試打と予約が始まりました。そして来週にはピン「G440」がリリースの予定。「毎年新しいドライバーを発売したって…」とスレた(?)ゴルフ業界人はさておき、毎年「いくらかかるの?」と思うほど豪華な会場やゲストを用意して、盛大なゴルフギア最大のお祭りを行ってくれているのですから、ゴルファーとしても、メディアとしても、「ただただ感謝とリスペクト」するしかありません。その上、今年はピンが加わり、さらに盛り上がる事は間違いなし。ワクワクしながら楽しんみたいと思います。


■最新モデルがゴルファーにとって「ベスト」なの!?

こんな話をすると毎回議論になるのが、「メーカー最新モデルがゴルファーにとって“ベスト”なのか?」という話題。まず先にお断りしておきますが、年末のマークダウンでしか購入しない人も、2つ前のモデルの中古を狙う人も、メーカーさんにとってはブランドファンだという事実。批判を覚悟の上で言わせて頂くと、メルセデスやBMW、レクサスの最新より、古い型を乗っていたり、中古車しか乗らない人がいたりしても、「渋っ!」はあっても「ないわ〜!」とは言わないですよね? いや、「車の素人がゴルフクラブと一緒にするな!」というなら、金額や生活必需品ではない点がゴルフクラブに近いブランド財布やバッグの購入でも、5年前だろうが最新モデルだろうが「所有者本人が気に入っている」ことが何よりも重要なはず。最新テクノロジー満載の話題のモデルに価値を感じるのも、長年使うことで味が出るのも「使う本人にとっての魅力」です。


個人的には「他のモデルで相性と結果が出るクラブがあるのに」と思うことはありますが、大人が自分のお金で、自分が好きで購入した価値観を否定することが「フィッティングサービス」だとは僕は思っていません。


■世界の大手クラブ&ボールメーカーの「ビッグデータ」は世界一!?

大昔は一部ありましたが(笑)、コンプライアンスや誇大広告に厳しくなった現代において、最新モデルが前作よりも「誰が打っても必ず10ヤード飛距離アップ!」等をうたうメーカーはありません。つまり何らかのアップデートを行い、メーカーがシェア出来ていない「対象ゴルファー」を満足させるコンセプトのもとに、ものすごいスピードで最新モデルが開発&発表されているのです。


僕が知る限り、どこよりもゴルファーの「スイング」「ショット」「マインド」等のビッグデータを持っているのはクラブメーカーです。プロアマ問わずクラブやボールの試用&使用を通じて、長年「何を求めているのか?」「何に満足するのか?」等のデータ蓄積量は半端じゃありません。


皆さんにとって購入すべきかどうか? 良さを感じたり、感じなかったりする「違い」は、コンセプトである「対象ゴルファー」だったかどうかによるもの。平たく言えば「相性が合わなかった」だけで、「性能が高い」or「低い」の違いではないと、僕は考えています。


■ゴルフボールも新規購入クラブも「3ヶ月」様子を見るべき!?

今年は、ゴルフボールも新たにタイトリスト2025「PRO V1」「PRO V1x」やダンロップSRIXON「Z-STAR」「Z-STAR XV」「Z-STAR ◆ DIAMOND」がリリースされます。クラブ同様にボールについても、長年「下手は何を使っても同じ」や「高いボールも安いボールもスコアは変わらない」などのネガティブな声があります。個人的にそう感じる人は、そもそも「ボールの対象ゴルファー」ではだけの話。


そもそもボールは、クラブやシャフトのように「うまく使えれば」の条件がなく、「当たれば性能差が出る」モデルを選べるギアです。例えば「打ち方」や「クラブ」以前に、「スピンがかかるボール」を使わない限り「キュキュッと止める」みたいなショットは打てません。一方で、単純に「ドライバー時のボール初速だけ」で良いなら、1ダース8000円のボールも2000円のボールも反発規制ルール内なら大きな違いは感じないでしょう。これってウン千万円の高級外車と何十万の中古車が高速道路で走る時の法定速度が同じなのと似ている話では!?


では「乗り心地」や「快適さ」「安全性」をさまざまな「シーン別に比べた場合は…」になると、性能や使用感、所有感に大きな差が出るはずですが、まさに「ボールの違い」ではないでしょうか? 現在、どのメーカーにおいても、「飛んで止まる」ウレタンカバーのツアーボールの中で「どれが良いか?」を探すなら、「まず3ラウンド」使ってみるのが目安だそうです。今年もクラブ&ボールの新製品が次々に登場しますが、じっくり「エースボール探し」を土台にして、クラブや他のギアを探していくことをオススメします。


ただし、皆さんの「結論」や「好み」は、メーカーさんの「想定範囲外」の可能性があることも頭の隅に入れておいて下さい(笑)


■筒康博 スイング・ギア両面から計測&解析をいかし、プロアマ問わず8万人以上のゴルファーにアドバイス。人気「インドアゴルフレンジK亀戸店」ヘッドティーチャーを務めるかたわら、さまざまなメディアに連載中。WEBマガジン&コミニュティ「FITTING」の他、FMラジオ番組内ではコーナーも担当し出演している。


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