どーもです。今日はキャロウェイ新製品「ELYTE」シリーズで新設された、「ELYTE TITANIUM」FWを紹介しましょう。同モデルはフルチタンボディとなっていますが、フルチタンにするメリットは恐らく高初速を得るためだと思います。我々アマチュアゴルファーにとってのデメリットがあるとすれば、それは高価になることでしょう。そう考えると、打点がバラけるボクレベルのアマチュアにとっては無用の長物となりそうな気配もありますが、もちろん、こういうクラブを必要としているゴルファーも確実にいるはずです。では、打点がバラけるボクレベルでどうなるのか? 早速いってみましょう。


まずは見た目から。


ソールデザインですが、この「ELYTE TITANIUM」FWのみ別モノ。ウエートも計4カ所配置で、なんかすごい見た目になっていますよね。

フェースはセミディープ。でも、「ELYTE◆◆◆」FWよりもトップラインがフラットな分、よりシャローな印象は受けます。

ボディはややシャロー気味かな。「ELYTE◆◆◆」FWよりは気持ちシャローで、ソール後部の段差が、よりハッキリした感じでした。

後ろ姿です。

構えてみるとこんな感じ。クラウンの投影面積は「ELYTE◆◆◆」FWよりも気持ち大きめなのかな!?

今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「TENSEI GREEN 60 for Callaway」Sフレックス装着モデルの3W。スペックは、ロフト角15度、ライ角58.5度、長さ43インチ、総重量323g、バランスD2。ヘッド体積は170cm3。シャフトスペックは、重量64.0g、トルク4.4、中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボールを使用。


持ったみた感覚ですが、重量的にはまずまず。「ELYTE◆◆◆」FWよりは軽めですが、まずまずの重量です。そしてグリップの太さも、いい感じ。ボクは太め好きですが、一般的には若干太めかもしれません。シャフトは「「ELYTE◆◆◆」FWと同じモデルです。手でしならせてみるとやはりしっかり硬めで、手でしならせるくらいでのしなり量は少なめです。しなりポイントはほぼ真ん中でした。ワッグルしてみても全体にしっかりしていて、ヘッドは手元から動くような感じで、その振れ幅は少なめ。素振りしてみると、これもシャープに振れそうな印象ですが、しなり感はほぼ感じませんでした。


実際に打ってみると、打感、打音は別モノ。この辺は後述します。で、結論から言えば、個人的には「ELYTE◆◆◆」FWでいいかなといった感じでした。シャフトが「ELYTE◆◆◆」FWということもあったので、比較対照がそこになってしまいますが、ボクの正直な感想は両者ともほぼ同じような感じでした。見た目では強弾道の弾丸ライナー系、打ち出し角や飛距離はほぼ一緒。でも、数値を確認すると、スピン量は意外にも「ELYTE TITANIUM」FWの方が約400rpm少なめ。これ、正直ビックリ!! 出球傾向的には、「ELYTE TITANIUM」FWの方がややつかまりが良いような感じもあったけど、これはボクのスイングの問題かもです。もちろん、「ELYTE TITANIUNM」FWはそれなりに結果を出してくれるクラブですが、弾道的として「ELYTE◆◆◆」FWとの差はそれほど感じませんでした。もちろん、フィーリング面は別モノです。どっちを選ぶかと言われると、弾道的にはドロー、フィーリング面は「ELYTE◆◆◆」FW、そして懐事情的にも「ELYTE◆◆◆」FWに軍配でした。


スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら

【3球平均】

HS42.6m/s、初速59.1m/s、打ち出し角16.9度、バックスピン量2312.5rpm、サイドスピン-412.4rpm、飛距離236.2y

【ベスト】

HS42.7m/s、初速59.2m/s、打ち出し角17.2度、バックスピン量2544.5rpm、サイドスピン-182.1rpm、飛距離238.4y


打感はカッチリした感じの弾き系。音はサスティンが短めの高音系。


弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら

弾道的には高弾道。ただし、「ELYTE◆◆◆」FW同様、「しっかり振っていって」が条件となります。スピン量ですが、見た目では全然分かりませんでしたが、前述通り「ELYTE TITANIUM」FWの方が少なめ。結果的に、シリーズで最もロースピンでした。


出球傾向ですが、ボクのスイングで軽いドロー系。直進性という意味では、「ELYTE◆◆◆」FWの方が高そうかな。気持ちですが、よりつかまる感じもありました。


シャフトフィーリングと振り感ですが、これはぶっちゃけ「ELYTE◆◆◆」FWとの差が今イチ分かっていません。ボクが鈍感なだけかもしれませんけど…


今回ボクが試打した限りでは、このスペックで最低でもHS42~43m/sは欲しい感じ。打点がバラける傾向が強いボクにとっては、わずかに「ELYTE◆◆◆」FWのほうが好印象でした。でも、これは極わずかな差です。ボク的に大きな差は価格なんですよね。これは特にサラリーマンゴルファーであれば身につまされる問題だと思いますが、ほぼ同じ性能をより安価で手に入手可能ならば、という視点です。その点において、ボクにとっては「ELYTE◆◆◆」FWだったということになります。

<キャロウェイ「ELYTE TITANIUM」FW>

■KAZ'sインプレッション(10点満点)

▽飛距離:9.5▽上がりやすさ:9▽操作性:9▽構えやすさ:9▽打感の軟らかさ:8▽ミスの許容度:8

■ヘッド:ボディ=8-1-1チタン+トライアクシャルカーボンクラウン+タングステン・スピードウエーブ(約72g)+スクリューウエート(約6g)+バックウエート(約10g)、フェース=TA15チタン

■ロフトバリエーション:3W=15度、5W=18度

■シャフト(重量/トルク/調子):「TENSEI GREEN 60 for Callaway」(S=64.0g/4.4、SR=61.0g/4.7/中調子)

■価格:各1本8万8000円 ※価格は税込み