ゴルフの五輪対策本部強化委員会の正副委員長会議が16日、都内で行われ、リオデジャネイロ五輪では丸山茂樹ヘッドコーチ(HC、46)は男子だけでなく、女子も指導することが決まった。当初は女子には独自のコーチをつける方針だったが、国際経験の豊かさなどから小林浩美副委員長(52)に要請され、「頼まれたからには、断る理由はない」と承諾した。

 また、年明けに発表される強化指定選手(男女計16人)を対象に、情報共有などを目的とするミニ合宿の構想も明かした。同時にメダル獲得の報奨について、男子は「金メダルは50歳までに10回の年間シードの行使」などを男子ツアーに要請することも決定。日本プロゴルフ協会会長でもある倉本昌弘委員長(60)は「金メダルなら日本プロ選手権は永久シードにしてもいい」とも話していた。