岡野千夏(北海道・立命館慶祥中3年)が、本人もびっくりの初の70台となる、自己ベストの79で回って、1位で東日本決勝大会(4月22、23日、茨城・美浦GC)に進出した。

 スタートの10番パー5では第3打でグリーンを外したが、手前から30ヤードのアプローチが入ってバーディー発進。続く11番では2メートルにつけて連続バーディー。「こんなことは初めてだったので、びっくりして、少し怖くなった。危ないなと思った」という。

 そんな慎重さが功を奏したのか、大けがはせずに回れた。これまで4回予選に挑戦してきたが、決勝大会に進むのは初めて。「去年まではゴルフをまだ本気でやっていなかったんですけど、10月ぐらいからプロになりたいなと思って真剣に練習してきた」という成果が表れた様子。「東日本決勝大会では今日よりもいい感じで回れるように調整したい」と、初めての世界のチャンスに目を輝かせていた。