宮里優作(36=フリー)は3バーディー、7ボギーの76で回り、通算2オーバーの51位に後退した。

 ムービングデーと称される土曜日。「逆ムービングでしたね。手も足も出なかった」と苦笑するしかなかった。

 1番でバーディーチャンスにつけながら、3パットボギー。4番では「メチャクチャいいライからダフってしまった」と、フェアウエーからの第2打を手前のバンカーに入れてボギーをたたいた。その後も「ラインが全く読めていない。こんなに読めなくなるとは…」とグリーンへの対応に苦しみ、疲れ切った表情でホールアウトした。

 最終日は日本ツアー賞金ランクトップの意地を見せたいところ。「何とか立て直して、ちょっとでも順位を上げたい」と気持ちを切り替えていた。