女子ゴルフの有村智恵(30=日本HP)、高橋恵(21=伊藤園)、大出瑞月(20=フリー)が都内の小田急ハルクで契約するニューバランスのイベントに出席した。

 有村が「こんなに集まっていただけるとは思っていなかったので、ちょっと感動しています」と話したように、大勢のファンが駆けつけたイベント。「ほとんど(有村)智恵さんのファンだと思います(笑い)」(高橋)「入った瞬間、人数に驚きました」(大出)と若手2人は緊張を隠せない様子だったが、トークショーなどで盛り上がった。

 有村は今オフ、仕事がない日は必ずみっちりトレーニングを行うなど、ゴルフ漬けの日々を送っているという。「自分自身、今一番やりたいのがゴルフ関連のこと。旅行とかよりも、それがリフレッシュになっている部分もある。年末年始は少しゆっくりしますが、それまでは一生懸命ゴルフに向き合う」。1月から始める打ち込みを前に「力みなくしっかり振れる体づくり」をテーマに取り組んでいる。

 昨年主戦場を日本に戻し、予選会上位の資格で今季からフル参戦。そして、何より大きな変化が尊敬する宮里藍さん(32)の引退だった。今月の最終予選会を上位で終えた時もすぐに連絡をもらうなど、深い交流が続いている。「今まで以上にいろんな話を気兼ねなく相談できたりするので、ありがたいです。藍さんも(引退して)楽しそうにしていますし、私も楽しんでます。実は、今日もこの後、会うんです」と笑顔で明かした。

 1年ほど前にはすでに本人から引退の意向を告げられていたが、正式発表まで数カ月間は口外できなかった。「いかに(情報が)漏れないようにするか。(3月の)ダイキンとかで会っても、いかに寂しそうにしないか。(引退表明する前の)他の試合であまりにもしんみりしてたら、ばれるじゃないですか。いかにサバサバ接するか、みたいなことはメチャクチャ気を付けてました。もう隠し事をしなくていい」と笑っていた。