日本ゴルフ協会の五輪対策本部は7日、都内で強化委員会を開き、20年東京オリンピック(五輪)女子コーチを正式に設置する方針を固めた。倉本昌弘強化委員長、丸山茂樹ヘッドコーチから「リオデジャネイロ五輪の経験から女子には女子コーチがいた方がいい」との意見があらためて出され、来年3月までに女子コーチを決める方向だ。強化副委員長で日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長が中心となって人選を進める。

倉本、丸山両氏からは<1>選手の質問に迅速な対応が可能<2>大会会場となる霞ケ関CCを熟知できる<3>柔軟にメディア対応できる-五輪コーチの人物像に対する提案もあったという。統括コーディネーターを務める日本ゴルフ協会の山中博史専務理事は「既に世界ランキング上位の8選手からヒアリングしており、何人かコーチもリストアップもしています」と具体的に進めていることを明かした。