芳崎陽紀(神奈川・法政二高2年)が「まあまあ」のプレーながら1オーバー73で回り、東日本決勝大会(4月20、21日、茨城・美浦GC)に1位で進んだ。

不満な理由は「いったんは目標のアンダーパーになったんですけど、16番でダブルボギーにしてしまって」と悔やむ。14番で7メートルのバーディーパットを「ピンを立てたまま打ったら強かったんですけどピンに当たって入った」と、新ゴルフ規則の恩恵? で1アンダーに。しかし、16番でグリーン左に外し、アプローチがグリーンを飛び出してバンカーに入って4オン2パットのダブルボギーにしてしまった。

それでも強風の中でトップ通過。「ここ2回、予選落ちしていたけど、今年は世界ジュニアに行きたいので少し試合に出て慣れてからこの大会に来た」という。

2012年に9-10歳の部代表になったが、「その時は余裕も英語もなかったので」と笑う。「東日本決勝大会で優勝を目指し、もう1回世界に行って今度は英語も日常会話ぐらいは何とかなるでしょうし、世界の同世代のレベルを知りたい」と、7年ぶりの世界代表を狙う。