世界ランク日本人最高6位の畑岡奈紗(20=森ビル)が、2年ぶり3度目の優勝を飾った。国内メジャーは9月の日本女子プロ選手権に続く2連勝。20歳266日での国内メジャー4勝目は、69年樋口久子の24歳31日を抜いて史上最年少記録になった。

首位から出た畑岡は、風速6・6メートルの強風の中でも安定したゴルフを披露。序盤の4ホールで2つスコアを落としたものの、その後に挽回。6バーディー、3ボギーの69で回り、通算18アンダーで2位に4打差をつけた。

畑岡と同じく首位から出た大里桃子は、岡山絵里と昨年優勝の柳簫然(韓国)と並び同14アンダーで2位に入った。

全英女王の渋野日向子は同9アンダーの7位。

兵庫・滝川二高1年で今年の日本ジュニア優勝の梶谷翼が9位に入り、ベストアマチュアに輝いた。