男子ゴルフの世界ランキング1位ロリー・マキロイ(30=英国)がマスターズの11月開催を歓迎し、自身初制覇でグランドスラムを成し遂げる自信を示した。

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、マスターズは米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルで11月12~15日にスライドした。13日の英ザ・サン紙によるとマキロイは「今年(のマスターズ)は少し違った感じになると思うので楽しみ。オーガスタに行くことに期待がある」と秋開催を歓迎した。

マキロイは11年の全米オープン優勝を皮切りに12、14年に2度全米プロを制覇。14年の全英オープンも優勝し、史上6人目のグランドスラムに王手をかけている。ただマスターズは過去11回出場でトップ10入り5回。最高順位は15年の4位と好成績を残せていない。マキロイは「今年は別のマスターズになるだろう。個人的に、利己的に、それは私に必要なもの」と虎視眈々(たんたん)と優勝者に与えられるグリーンジャケットを狙っている。

4月から11月に変更することでオーガスタのコースコンディションも変化することが予想される。パー5の4ホールのうち、3ホールの風がフォローとなりそうで、ビッグヒッターのマキロイには2オン狙いに好都合。また日照時間が3時間ほど短いため、風の影響が少ない早朝スタートもありそうだ。マキロイは「グリーンも湿度によっては4月のように速くならないかもしれない」と分析する。

過去6回マスターズを制したジャック・ニクラウス氏(80)は「マキロイは(秋の)ツアー選手権で2回優勝している。アトランタで非常に似たコンディションでのプレーだった。このマスターズの日程はマキロイにとって優位になる」と太鼓判を押していた。