日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は16日、全主催競技で適用する「新型コロナウイルス感染症対策競技運営ガイドライン」を発表した。

選手への注意事項として「ラウンド前後及びラウンド中は、人と人の間隔を約2メートル保つように注意する(選手とキャディー間でも十分に注意する)」と記載。さらに「ラウンド後の握手、ハグ、グータッチなどの相手と触れるあいさつの行為を禁止する」と求めた。すでに再開されている韓国女子ツアーや米男子ツアーでも実践されているが、明文化された。

違反しても罰則規定などはないが、女子はアース・モンダミン・カップ(25~28日、千葉・カメリアヒルズCC)で、男子やシニアに先駆けてツアーを再開する。模範を示したいだけに、選手やキャディーにアルコール消毒液などの携帯を求めている。さらに旗竿やバンカーレーキに触れた際の消毒など、細かな感染症対策も記された。