黄金世代の勝みなみ(22=明治安田生命)が、ロストバゲージのドタバタの中、5オーバーで第1日を終えた。英国のヒースロー空港で、ゴルフバッグが見つからず、手元に届いたのが大会前日の午後2時30分。練習ラウンドは午後からの1回だけで、本番を迎えた。
前半は風に悩まされ4ボギー。名物ホールの8番パー3では、グリーン手前のバンカーの洗礼も受け、ボギー。それでも9番パー4では、第2打をピン手前2メートルにつけ、この日初めてのバーディーを奪った。後半は2バーディー、2ボギー、1ダブルボギー。終了時点では暫定59位につけた。
「風が強く、対策が前半うまくできなくてスコアを落としたが、後半は対応できた。3度目のメジャーなので、その流れは3回目でつかめてきた」と話した。母の久美さんにキャディーを頼み、プロ2度目のタッグを組んだ。「全部自分でやるので、かついでもらっているだけ。それでも心強いです。ありがたい」と、最大の援軍を得てメジャーに立ち向かう。
昨年までは、優勝などの具体的な目標をあえて口にしなかったが、今年から変えた。渡英前には「もちろん最終的な目標は優勝。でも、リンクスという難しいコースで世界のプレーヤーが、どんな打ち方をするか、学んできたい」と期待を口にした。これまで米ツアー挑戦で1度も予選落ちのない黄金世代のトップランナーが、全英でも本領を発揮する。【桝田朗】

