ミレニアム世代の注目ルーキー、安田祐香(19=NEC)が頸椎(けいつい)捻挫から復帰2戦目で予選通過を果たした。

3オーバーの64位から出て、1イーグル、3バーディー、2ボギーの69で回り、通算イーブンで22位まで浮上した。8番パー3では、前日の渋野日向子に続きホールインワンを達成。158ヤードを7番アイアンで打ったボールが、ピン手前10ヤードから転がりカップに吸い込まれた。

「最後の2メートルぐらいまでは見えていました。いい感じだなと思って見ていたら音が聞こえて。うれしいですね」と、プロでは初、アマチュア時代(高校3年のトヨタジュニアワールドカップ練習ラウンド)以来2度目の快挙を喜んだ。

頸椎捻挫のため9月のデサント東海クラシックから3大会連続欠場。先月の富士通レディースから復帰したが、第2日に棄権。「ショットが富士通の時よりいいと思うので、だんだん良くなってきているかなという感じ。アンダーで回れてよかった」と久々の予選通過に笑顔で話していた。