<米国男子ゴルフツアー:ZOZOチャンピオンシップ>◇最終日◇24日◇千葉・習志野CC(7041ヤード、パー70)◇賞金総額995万ドル(約10億9500万円)優勝賞金179万1000ドル(約1億9700万円)◇有観客開催

松山英樹(29=LEXUS)が4月のマスターズ以来となる米ツアー7勝目を挙げた。単独首位から出て2イーグル、3バーディー、2ボギーの65で回り、通算15アンダー、265で2位のキャメロン・トリンゲール(米国)との激しい優勝争いを制した。

国内では16年の国内ツアー、三井住友VISA太平洋マスターズ以来、5年ぶりの優勝となった。

スタートから5番までパーを続けた後の6番パー5。2オンから10メートルのイーグルパットを決めて2打差と抜け出した。しかし、8番で3パットのボギーをたたくと、9番で2個目のバーディーを奪ったトリンゲールに11アンダーで並ばれた。続く10番パー4で、バーディーを奪ったトリンゲールに首位を譲るも、続く12番でバーディーを奪い再び12アンダーで首位に並んだ。13番パー3ではピン奥2・5メートルのバーディーパットを決めて、再び単独首位に。さらに15番パー4でピン右奥4メートルのパットを決めて2打差をつけた。17番ではともにボギーと落としたが、最終18番パー5で果敢にピンを攻めて2オンに成功。イーグルを奪い突き放した。

大会後のインタビューは以下の通り

-優勝の感想は

松山 最後のセカンド打つまで本当にどうなるか分からなかったので、本当にうれしいなと思っています。

-マスターズ以来の優勝です

松山 状態は上がっていなかたんですけど、こんなにたくさんの方が応援してくれたおかげで、勝手に上がってきた感じです。

-日本のファンの前での優勝

松山 とてもうれしいですけど、次回日本でプレーするのがいつになるか分からないので、米ツアーでいいプレーをして、いいニュースを届けられるように頑張りたい。