米国から帰国後の自主隔離期間中、ゴルフ場で複数でのラウンドや飲食、飲酒の事実が確認され、日本ゴルフツアー機構(JGTO)から12月15日までの1カ月の出場停止処分を科された石川遼(30=CASIO)が24日、高知市内で謝罪会見を開いた。今回の経緯を振り返った。

▼11月8日午前11時 写真週刊誌「フラッシュ」電子版が報道。

▼11月8日午後 JGTOは「確認中」。石川のマネジメント会社は「本人が会場入りすれば、本人から説明すると思います」。終日、ネット上で批判が相次ぐ。

▼11月9日午前9時20分ごろ 石川が文書で自主隔離先はゴルフ場だったと明かした上で「一部至らなかった点があった」などと謝罪。

▼11月9日午前11時20分ごろ 石川が文書で「三井住友VISAマスターズ」への出場辞退を発表。今後の試合出場はJGTOの判断に委ねるとした。JGTOとジャパンゴルフツアー選手会の副会長と理事を辞任する意向も示した。

▼11月9日午後2時 JGTOが「弊機構役員に関する報道についての状況報告とおわび」文書を発表。

▼11月9日午後2時半 ジャパンゴルフツアー選手会が「役員に関する報道について」文書を発表。

▼11月10日 選手会会長の時松隆光と同副会長の池田勇太が静岡県内で取材に応じ、選手会が9日に石川の副会長の辞任を承認。理事職については任期満了の12月まで慰留し、石川の返答を待つ方針を発表した。

▼11月15日 JGTOは臨時理事会を開催。この日から12月15日までの1カ月間の出場停止処分を科したことから、石川の年内残り全3試合の欠場が決まった。JGTOは石川が米国からの帰国後、ゴルフ場で複数のラウンドや飲食、飲酒していた事実が確認されたと発表。JGTO副会長及び理事の辞任も承認された。石川はJGTOを通じて「処分を真摯(しんし)に受け入れ、今後このようなことがないように努める所存です。こんな自分でも応援してくださる方がいる限り、最後まで諦めずにゴルフを頑張りたいと思います」と文書でコメントした。

 

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